「あがたの森は、旧制の松本高等学校から戦後の信州大学文理学部・人文学部へと、50有余年にわたり青春と教養・学問の砦でした。現在は、あがたの森文化会館として市民に開放され、芸術文化の拠点となっています。『学都松本』の象徴でもあります。
松高同窓会が、その伝統と、あがたの森の風景にふさわしい集いをと、2003年から開いてきた「サロンあがたの森」は2015年9月、同窓会の活動停止に伴い、140回で区切りをつけました。しかし、松高出身の方々が熱意を注ぎ、松本に根付かせたこの活動の火を消したくないと、市民有志が実行委員会をつくり、サロンを引き継ぐことにしました。旧制松高の『パトス』(情熱)や足跡を後世に伝えるとともに、新たな『知』を発掘・発信し、市民文化を育んでいきたいと考えています。」
(「サロンあがたの森」のリーフレットより)
http://matsu-haku.com/koutougakkou/archives/989